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雨つぶひとつ

2016年08月05日







 ぽつぽつ 降る 雨が 

 まるで 空が泣いているよう


 ひとのために 祈ってみる



 だれよりも 憎たらしいと 思ったひとを

 だれよりも 一番 泣かされた人に



 ただ

 ただ いきていてほしい


 やっと 許せるようになったんだ


 だから 死ぬなと


 祈ってみる


 これが杞憂であるように

 あとから 笑えるように


 この日は誕生日だったわね おめでとう

 


   


Posted by ゆず('ㅂ') at 00:00Comments(0)

人のため

2016年08月04日



 ひとのためとは 聞こえがいい

 一生懸命頑張ったと

 口にするほど

 本当に 頑張っているのだろうか


 どんなに 頑張ろうとも それが 伝わらなければ

 何も意味がない。


 幾度となく 人とぶつかり ケンカし口論し

 そんな事があっても どれも 同じだろうか

 どれも 成長してないのだろうか


 これを言ったらこういうだろうな

 冷静ならば 多少なり判断はできる

 だがしかし

 心揺さぶられれば

 冷静ではいられない

 だって 心が震えるから

 どうでもいい人には

 笑って流そう

 どうでもいいのだ


 自分の生きている世界には 関係のない人だから


 冷たいといわれればそれまでで
 メンドクサイといわれれば それまで


 生きるというのは面倒で

 人と関わるというのも面倒で

 それでも そこで得られる 幸せは

 一人では手に入らないものが 多く


 なんて 小難しい言葉を脳にならべ

 息を吹きかけ ブロックを倒すように 全部蹴散らす


 人の真似なんかしなくていい

 決めるのは己の心のみ。  


Posted by ゆず('ㅂ') at 00:00Comments(0)

ある夏の日

2016年08月02日




  おそろいの服を着て

  おそろいぽい 頭にして

  扇風機を前に 大きい口を あけ


  叫ぶ


  バカヤローとか

  チクショーとか


  そんな言葉ではなく


  ああああああとか いいいとか うううとか


  あづぃいいいいとか


  最初に会った日はどうだったか

  この間はこうだったとか

  うちのツレさんが どうとか

  お菓子うまそうだなー リアルで食べたいなーとか


  花火を振り回し

  のっかり

  変な顔をする


  甘いイチゴ牛乳は 好物であるけど

  人生は 砂糖なしの ミルク多め


  苦みとまろやかと たまに生クリーム


  いつか 温泉にいきたいね

  会おうとおもえば 会える距離

  だが こういう 何時か 温泉にいきたい


  会うまでの時間は 豆を削りフィルターをのせ お湯をひとまわりぐるっと

  器をえらび 今日はどのカップにするか


  コーヒーがぽつんぽつんと 染み時間とともに味わいが深くなり

  それを 眺めるように


  会うのは簡単だろうが 何時かここにいきたいね 何時か温泉で

  そんな話をいまは楽しむ


  楽しい時間 すこしでも こころが 笑顔になっただろうか

  自分はそうだったから そうだったらいいなと


  つぶやいてた 言葉をあとからみつけおもう


  もしかして 寂しい気持ちでいたのだろうか

  すこしは たのしくなれただろうか


  送り火がわりの 花火のようには なれないが

  線香花火くらいには

  なれてたらいいな



  親しきひとほど

  言葉は雑になり

  多少のわがままを言う

  わかってくれてるだろうという甘え


  むかつくから 聞いてくれといい

  悲しいからと 涙をながし

  嬉しいと   にやつき


  そんな自分でいても

  いいしあわせ。



  そんな 普通の日。

  ありがとうとは すばらしい言葉だと思う

  だから  ありがとう。



   



  あせらずけがせず 気をつけてかえっておいでね うちのくまさん
 
  


Posted by ゆず('ㅂ') at 20:22Comments(0)