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風に撫でられ

2016年06月22日







 ひとの心には


 きまった形はひとつもなく


 どんな形かなんて 知る由もない


 知らないから のぞきたくなる

 知らないから  触れたくなる



 わかったつもりでいても


 小さいハートにつまった中身は 深く深く ひろく


 にんげんなんて ちっぽけな 愚かな生き物では 計り知れない



 何度も何度もおなじことをくりかえす

 あたまのなかの ちいさな 鐘が それはどうよと 引き止めても



 それでも 何度もころんで ケガをしても

 またそこに 向かえる


 立ち上がるつよさが いとしい




 つかれたなと つぶやきながら


 自然の音に 身を潜める


 きこえてくるのは


 波が 何度も 満ちてはひいて

  そのそばで 風が草をくすぐる


    めをつぶれば 海のにおいに



   なにひとつ このちいさな生き物は かなわないであろう


   この 大きなおおきな まるい あおいものに 包まれ


   撫でられる



   かなしいのではなく寂しいのだ


   切ないのではなく 愛しい


   そんな風に吹かれ


   


   


Posted by ゆず('ㅂ') at 00:15Comments(0)

伝言

2016年06月04日








  形のあるものは 何時か 壊れる

  それは 人も寿命になぞれば

  同じかもしれない。



  この世界に 妹みたいなひとがいて

  弟みたいな人が居て

  おねーちゃんみたいな人がいて


  話せば ぱっとみ 言い合いにもとれるような

  ふざけあえる人がいて。


  
  現実を受け入れることは 前にすすむための 第一歩ではある

  が

  泣きたいときは 泣いていいんだ

  肩肘をはって 歩き続けるのは 疲れるもんだよ

  何も言わんでも ひとに 寄りかかりたい時


  この世界は 不便を乗り越え 便利になる


  温かみはないが
  こころが感じれば



  何時かは通る道だわね

  そうさね


  わたしも もう 父を見送り 17年の月日が経つけど

  今も 記憶は鮮明で 感情が揺すぶられる


  でも それが 人を愛する 愛された記憶なのだと思えば


  まぁ 今すぐはムリでも ゆっくり元気になりなさい。

  あまのじゃくな 誰かは ひとりでこもりがちですが

  寂しいときは 寂しいと いうことをそろそろ覚えなさい。

  弱いのもまた自分だから

  それでいいんだよ


  うちの 妹みたいな だれかさんへ

  よしよし

  みんなで おしくらまんじゅうするみたく つぶしてやろう

  目をつむって 楽しいことを想いなさい

  そして 眠れば いい夢がみれるよ

  おやすみ

  泣いたら目を冷やすように ばかちんw

  よく 我慢した えらいえらい 




  


  明日はみんなで あそべるとイイネ おやすみ あたしの大事な人も ナデナデ 
  


Posted by ゆず('ㅂ') at 02:14Comments(0)