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NY.NY

2018年01月13日





 SLに来て 半年ほどの頃

 NYの公園のような場所に出逢った。


 ドラマや映画にでてくるような馬車が通るあの公園


 ボードを漕いで

 ビルの隙間に 本物の星空みたいなものを描いた。


 はじめての白いドレスは

 まだスカルプで できていて

 あるくと ふわふわと あとから飛んでついてくる蝶のようで
 嬉しいと 可笑しいと

 顔を綻ばせ その街の 外灯のしたを 腕を組むように 歩いた。


 あれから いくつかの時を経て

 変わった事 変わらない事 いろんなことを 想いめぐる。


 失敗は 時計の針を戻し もう一度 やり直し 出来ればいいけど

 それは残念ながら 叶わず。


 それならば まえを向いて生きるしかない

 だけども たまに 立ち止まり。 自分の足元をふと眺め

 自分の来た道をふと 振り返る。


 笑った事 泣いたこと 心が ギュッとつかまれたように 心臓がとまりそうだった事


 それを 自分のどこかの片隅に いつも見えない場所に しまってある。

 あれだけ欲しいと願ったものも

 手に入らなければ それは自分にとっては 必要のないものだったのだと

 本当に この手の中にあるものが 暖かく大事だと思えたとき


 欲しい欲しいと願い続けたものは  すんなりと 通り抜け



 また前を向いて歩き出す。

 悲しいかい

 でもそれは ずっとは続かない。

 悔しいかい


 ならばもっと 笑うとよい。


 笑いながら 泣いたらよい。


 何でないてるんだと 自分を笑い バカヤローと叫ぶとよい。


 自分がひとりぼっちだと 感じることができるのは

 人に囲まれる幸せを 自分が知っているからできる。

 出来ないことは経験のないこと

 でも 出来ないことがあるということは

 これから 
 いくつでも この先 いろんな出来ることが まだ まだ 知らないことがあるという幸せ。


 一つ足を踏み出せば


 そこから また 新しい世界。



 消えようと思えば いつでも消えてしまう この世界で

 なによりも 心に響くのは

 何気ない人の言葉だと

 去年 実感しました


 細くながく つづけていけることへ 感謝をこめて 今年もよろしくお願いします。







 ここに残す 言葉は いつもあなたの特等席で 変わらぬ場所であるということを お忘れなく。
 うちの王様 目を休めちゃんと眠るように。
  


Posted by ゆず('ㅂ') at 20:51Comments(2)